国の有識者検討会が、日本海で大規模地震が起きた際に発生する津波想定を発表した。県内の沿岸市町村の最大津波高は、県が想定している最大津波高を軒並み上回った。検討会の発表を受け、県は新たに津波浸水想定図を作る方針だが、さらなる減災への取り組みが必要になりそうだ。
検討会の想定で、県内で最も高い最大津波高だったのは粟島浦村で12・6メートル。県が2013年12月に示した津波浸水想定図の3・3メートルより4倍近く高い。80万人の人口がいる新潟市も、県の7・3メートルから国の9・5メートルへと上昇した。
ただ、県防災企画課の担当者によると、国と県では想定が異なり、単純には比較できない。対策は堤防などのハードだけに頼ってはいけないというのが東日本大震災の教訓とし、「防災教育や市町村の避難計画作りへの支援などを強化し、減災に努めたい」と話す。
引用 朝日新聞
@管理人ひとこと
この前の記事、新潟市、津波最大9.5メートル 県、浸水想定見直しへの追記記事になります。詳しくのっていましたので紹介します。