1: brown_cat ★ 投稿日:2015/11/30(月) 21:31:09.11 ID:CAP
新潟のNPO 千曲川サケ稚魚放流中止 感染が広がるリスクを懸念
11月30日(月)
千曲川支流の浦野川で実施したサケ稚魚の市民放流会。約140人の市民らが集まった=今年3月14日、上田市
http://www.shinmai.co.jp/news-image/IP151129TAN000061000.jpg
千曲川など信濃川水系でサケの稚魚放流に取り組むNPO法人「新潟水辺の会」(新潟市)が、長野県内での今季の
稚魚放流を中止することが29日、関係者への取材で分かった。石川県で今年3月、国内で初めて魚類の特定疾病
「レッドマウス病」の発症が確認されたのを受け、同会が放流活動を当面自粛せざるを得ないと判断した。
2月に石川県水産総合センター美川事業所(白山市)で養殖されていたサケの稚魚約13万匹が死に、検査でレッドマウス病
への感染が確認された。主にサケ科の魚類に発生する細菌による病気で、国が特定疾病に指定している。感染すると口の周辺が
赤くなり、出血して死ぬことがある。人には感染せず、発症した魚を食べても人体に影響はないという。
レッドマウス病の発生を受け、長野県園芸畜産課は新潟水辺の会に連絡。同課は「稚魚の放流を規制することはできないため、
判断は会に委ねた」という。新潟県内では、漁協などによる放流が今季も実施される予定で、同会も新潟県内での放流は
継続する方針だ。
新潟水辺の会は2007年に信濃川水系で稚魚の放流を始め、これまでに計約190万匹分の稚魚や卵を放流。長野県内では
例年12月~3月ごろに発眼卵や稚魚を放しており、昨季は、上田市の千曲川支流や長野市の裾花川などで実施した。
同会顧問を務める大熊孝・新潟大名誉教授(73)は「新潟の団体が長野で強引に放流をすることはできない」と説明。
来季以降の見通しは現時点では立っておらず状況を見ながら判断するとしている。
http://www.shinmai.co.jp/news/20151130/KT151126FTI090011000.php
11月30日(月)
千曲川支流の浦野川で実施したサケ稚魚の市民放流会。約140人の市民らが集まった=今年3月14日、上田市
http://www.shinmai.co.jp/news-image/IP151129TAN000061000.jpg
千曲川など信濃川水系でサケの稚魚放流に取り組むNPO法人「新潟水辺の会」(新潟市)が、長野県内での今季の
稚魚放流を中止することが29日、関係者への取材で分かった。石川県で今年3月、国内で初めて魚類の特定疾病
「レッドマウス病」の発症が確認されたのを受け、同会が放流活動を当面自粛せざるを得ないと判断した。
2月に石川県水産総合センター美川事業所(白山市)で養殖されていたサケの稚魚約13万匹が死に、検査でレッドマウス病
への感染が確認された。主にサケ科の魚類に発生する細菌による病気で、国が特定疾病に指定している。感染すると口の周辺が
赤くなり、出血して死ぬことがある。人には感染せず、発症した魚を食べても人体に影響はないという。
レッドマウス病の発生を受け、長野県園芸畜産課は新潟水辺の会に連絡。同課は「稚魚の放流を規制することはできないため、
判断は会に委ねた」という。新潟県内では、漁協などによる放流が今季も実施される予定で、同会も新潟県内での放流は
継続する方針だ。
新潟水辺の会は2007年に信濃川水系で稚魚の放流を始め、これまでに計約190万匹分の稚魚や卵を放流。長野県内では
例年12月~3月ごろに発眼卵や稚魚を放しており、昨季は、上田市の千曲川支流や長野市の裾花川などで実施した。
同会顧問を務める大熊孝・新潟大名誉教授(73)は「新潟の団体が長野で強引に放流をすることはできない」と説明。
来季以降の見通しは現時点では立っておらず状況を見ながら判断するとしている。
http://www.shinmai.co.jp/news/20151130/KT151126FTI090011000.php
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