a

23日午前、信濃川で十日町市から長岡市にかけての30キロ余りにわたって油が浮いているのが見つかりました。警察などが調べた結果、十日町市の産業廃棄物の処理業者の重油タンクから流れ出ていたことが分かりました。
 23日午前8時前、十日町市を流れる信濃川に油が浮いているのが見つかりました。
河川管理事務所などが信濃川を調べたところ、30キロ余り下流の長岡市妙見まで油が流れているのが確認されました。
 このため、事務所などでは職員がオイルフェンスを設置したり、吸着マットなどを使ったりして油の拡散の防止や回収作業に当たりました。
 これまでのところ、周辺の住民の体調の悪化などは確認されていないということです。
警察や県などが流出の原因を調べたところ、最初に油が見つかった十日町市の信濃川沿いにある産業廃棄物の処理業者の重油タンクから漏れ出ていたことが分かりました。
 業者によりますと、23日朝、作業員が重油タンクの配管の連結部分が雪の重みで壊れているのを見つけたということで、およそ5000リットルの油が漏れて いるのが確認され、本来は雨や溶けた雪を流す排水溝などをつたって数百メートル離れた信濃川まで流れ出てしまったということです。
油が漏れ出た会社の長谷川茂徳社長は「従業員や設備の管理が行き届かず、地域の皆さまに大変な迷惑をかけてしまい申し訳ありませんでした」と話しています。

引用 NHK

@管理人ひとこと
信濃川で十日町市から長岡市にかけて、油が浮いているのが見つかったそうです。
 23日の午前中に、十日町市の信濃川に油が浮いているのを発見されたそうです。その油は信濃川を下り、長岡市まで流れたそうです。画像は信濃川の妙見堰で、信濃川本流中流部の堰のところまで来たみたいです。

a

 河川へ流れたのは重油で、30kmほど流れたそうですが、実際はどこまで流れたかは・・・。流れた重油の総量は5,000Lと、大量に流れたようです。重油タンクが1,4000Lから9,000Lまで減っていたそうです。日本のドラム缶1本が200Lぐらいなので、25本になると思います。
 重油の対処として、オイルフェンスを設置したり、吸着マットなどを使ったりして油の拡散の防止や回収作業をしたそうです。このことによる、周辺の住民への体調の悪化などは確認されていそうです。
 海でタンカーから重油が流れたというニュースは聞いたことはありますが、河川で流れた話は初めて聞きました。重油が自然に及ぼす影響はあるそうです。特に水面の表層にいる生き物は影響が出やすいらしいです。詳しくは調べてみてください。たくさんでて来ます。
タンカーの流出ほどの量はなく、発見が早かったため回収できたみたいです。全部回収は無理だと思います。もしも発見されなかったら全部日本海へ流れて行ったかもしれませんね。去年は塩素が流れましたが、今年は重油。う~ん少なからず影響はあるような気もしますが、漁協の方は大変そうです。食物連鎖でいずれかは人間に影響が・・・、とか考えてしまいます。影響がでるのは時間が掛かると思いますが、何もないといいですね。