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十日町市のJR東日本信濃川発電所宮中取水ダムで行ったサケ遡上(そじょう)調査(9月11日~11月10日)の結果(速報値)が11日、まとまった。国 土交通省信濃川河川事務所によると、過去最多だった昨年よりさらに80%増の736匹を捕獲した。川の水量が安定したことと、放流稚魚の増加が影響したと みられる。
 宮中取水ダムでは、JR東の違法取水問題を受けて2010年から5年間試験放流をしており、今年が最終年。サケ遡上調査は試 験放流に伴い、信濃川中流域水環境改善検討委員会が行う環境調査項目の一つで、毎年同じ期間で実施している。今年の調査期間中のダム放流は昨年と同じ毎秒 50トンを下限にする変動方式で行った。
 中魚沼漁業協同組合(十日町市)の組合長は「素直に喜びたい。信濃川にサケ遡上環境が整ってきた」と話す。信濃川のサケ稚魚放流は10年から50万匹前後に大幅に増やしており、それら稚魚の多くが回帰し始めたのが増加の理由とみる。
 さらに「一定の水量があればサケは帰ってくる。稚魚の放流はさらに増やしていきたいが、サケ遡上という観点からみれば、この期間の今の放流量は十分といえる」と話している。

引用 新潟日報

@管理人ひとこと
信濃川の宮中ダムにおける、鮭の試験放流調査が行なわれました。
 宮中ダム?と思う方もいるかもしれませんが、信濃川の中流域にあるダムです。十日町市に流れる、信濃川のダムのことです。
 え~と、JR東の違法取水問題・・・、ありましたね、ニュースになりましたが、2010年から5年間試験放流をしたそうで、今年が最終年だそうです。その放流の遡上によれば、大幅に増加しているそうです。日本海から結構距離はありますが、戻ってくるんですね。帰巣本能ってすごいですね。